ダニと布団の関係
梅雨のジメジメした季節もそうですが、夏は夏で汗っかきな子供の寝汗がびっしょりの湿気たっぷりの布団。
ダニは湿気が大好きなので、梅雨から夏にかけてのお布団はダニが一番繁殖しやすい環境。
ダニはアレルギーの原因にもなり、我が家のアレルギー体質の上の子はダニアレルギーがクラス6で、最も強いアレルギー反応を起こしてしまいます。
ダニにも種類がありますが、布団にいるダニは大きく分けて、人を刺すダニと刺さないダニがいます。
人を刺すダニ(イエダニ、ツメダニ等)はお腹や太ももなどの体の柔らかい部分を狙い、アレルギー反応が強い人は、とても強い痒みが出ます。
1週間くらい痒みが引かないので、本当〜につらい!!
私はこのタイプで、以前は毎年梅雨になるとこの症状に悩まされていました。
人を刺さないダニ(チリダニ、ヒョウヒダニ等)をエサとするので、これらも除去する必要があります。
また、人を刺さないダニを含めてダニの糞や死骸は、吸い込むと喘息の症状を悪化させたり、アレルギー反応を引き起こすことがあるので、常に布団をきれいにしておく必要があるのです。
これから厳しい暑さの時期を乗り切るためには睡眠がとても重要ですが、ダニアレルギーのある方にとっては、布団の掃除が睡眠の質に大きく関連します。
寝つきが悪かったり、痒みや咳でしっかり熟睡することができないと、日中の活動や精神面にも影響してしまいますよね。
子供ももちろんかわいそうですが、それに付き合う親御さんも大変です。
まず、ダニのいない布団はありません。
どの布団にも多かれ少なかれ必ずいます。
どれだけ減らすことができるかが鍵なのです!
布団乾燥機と布団クリーナーのW使いが効果的!!
ポイントはずばり、熱と除去です!!
しかし、夏の暑い日差しの中でもただお布団を干すだけでは、ダニには勝てません。
ダニは50℃で30分以上、60℃以上で一瞬で死滅するのですが、布団干しだけでは裏側の日陰の方に逃げてしまい、完全ではないのです。
やはり一番効果的なのは、布団乾燥機の熱風を当てて死滅させること。
そして、その死骸を掃除機でしっかり吸引することが、布団のダニ対策では最も重要なのです!!
上の子が夜中に咳をする時期が続いていたのですが、梅雨時と繁殖したダニが生き絶えてアレルゲンが増える秋口がひどかったので、やはりダニアレルギーによる症状だとわかりました。
そのことがわかってから、布団乾燥機と布団用クリーナーを購入した我が家。
我が家はシーツを週に1〜2回洗濯するのですが、上の子の布団は毎回しっかり布団乾燥機と布団クリーナーをかけます。
すると夜中の咳の症状もだんだん落ち着いてきたのです。
ちょっとサボり気味になってしまった時は、やっぱり咳っぽい!
布団のお手入れをしっかり始めた年から、私の痒みの症状も激減!!
やっぱりダニだったんだな〜と、布団をきれいにすることの大切さを実感しています。
使いやすい機械を厳選した結果、、
布団乾燥機も布団クリーナーも色々なタイプがありますが、重さや手間等を含めて、使いやすいものが何よりおすすめ!!
我が家の布団乾燥機は象印の旧タイプ。
布団に広げて置くだけなので、とっても簡単!!
ダニモードの場合は布団の4方向から行うことで完璧で少々時間がかかるため毎回は行なっていないのですが、夏の時期は少し多めに、冬でも少なくとも1か月に1回は行うようにしています。
色々なモードがあるので、寒い冬に布団を温めておくにも便利ですし、吹き出し口の角度が変えられるので、雨の日の洗濯乾燥にも大活躍!!
靴の乾燥にも便利です!
布団乾燥機をかけたあとは、必ず掃除機をかけることがセットです。
いくらダニを死滅させても、その死骸をしっかり除去しないことには意味がありません。
布団クリーナーは重くて大きいものも多いですが、我が家が購入したアイリスオーヤマのクリーナーはとっても軽い!!
充電式のものもありますが、普段はクローゼットに収納しておきたくて、使い勝手が悪そうなのでやめました。
吸引するものの量で、緑(きれい)→オレンジ(少し汚い)→赤(汚い)とセンサーの色が変わります。
最初は半信半疑でしたが、しょっちゅう掃除機をかけている上の子の布団は光ってもオレンジ色。
一方上の子の布団よりお手入れの頻度の少ない夫の布団は赤になることも!!
割と頻繁に掃除機をかけている方だと思うのですが、それでもシングル布団3枚分しっかりかけると、毎回ゴミがものすごく取れます!
私は毎回ターボモード使用です。
他だと髪の毛等の大きなゴミは吸えません。
フィルターは丸洗いできるのですが、こちらフィルターをきれいにした後に使用したもの。。
※閲覧注意です。お見苦しくてすみません。。
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ぎゃーっ!!!!!
掃除機をかけていてもこの量ですから、天日干ししただけの布団だと。。
もう掃除機をかけずにはいられなくなりますよ!!
また、ダニは髪の毛や人のフケや皮膚片を好むので、シーツを洗わない日でも時々コロコロをかけるようにしています。
あとは、直接肌に触れるものに薬剤の入っているものは少々抵抗があるので、シーツの下の布団にダニスプレーをかけて放置。
その後掃除機をかけることも1〜2か月に1回程度行っています。
肌に直接触れるぬいぐるみ等にも使用したいので、次回はより自然な成分で作られているこちらを検討中。。
我が家は試したことがないのですが、ダニ取りシートも効果があるとのこと。
ダニが好む香りで誘引し、シートの外に逃げられなくするというもの。
我が家は布団の下にトミカを隠して遊ぶため、ダニ取りシートに触れてほしくないので使用していませんが、まだ自分で動けない赤ちゃんのお布団等には良さそうですよね!
まとめ
上の子は以前咳があまりにひどく、喘息疑いとなったことがありました。
咳が続くとどんどん炎症して気管が狭くなってしまうので、咳をしない時間をなるべく長くすることが大切と、主治医の先生がおっしゃっていました。
やはり、咳の原因となるダニアレルゲンの除去が何より重要なのです。
古い布団をお使いの方は、クリーニングに出すか、思い切って買い換えてしまうのも一つの方法です!
我が家は下の子が生まれて新しい布団を購入した際、自宅で洗濯できる布団にしました。
しっかり厚みもあって、寝心地もいいですよ!
最近では布団もお手頃に購入することができるので、いつでも清潔で快適な眠りのためには、4〜5年に1回くらいのペースで買い換えてもいいですよね。
ダニアレルギー対策は、睡眠の質に大きく関わるとても大切なこと。
今ダニアレルギーの症状に悩まされている方でも、これでだいぶ症状は改善されるはず!!
まだ試していないものがあれば、ぜひ行ってみて下さい!