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絵本「ひとまねこざる」

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我が家の子供達は、おさるのジョージも大好きです!

失敗も多いけれど憎めないジョージのキャラクターと、黄色い帽子のおじさんのおおらかさ、お友達とのやりとりの中から学ぶこと等、いつもとにかく前向きな内容で、私もとても大好きです!

動物好きな下の子は、去年のクリスマスにはジョージのぬいぐるみをプレゼントしてもらったところ、とっても気に入って大喜び!!

テレビでおさるのジョージのオープニングが流れると、すぐさまテレビの前に行って踊り出します。

そんな下の子を見るのがうれしいのか、上の子はおさるのジョージのテレビを見せてあげたり、ぬいぐるみを渡してあげたりしています。

下の子はまだずっとテレビを見ているということはないので、いつの間にか上の子が夢中になって見ているという、毎回お決まりのパターンになっています。(笑)

そんなおさるのジョージですが、原作の絵本があります。

子供達に読んであげたいと思い、手に取ってみました。

みなさんにもご紹介したいと思います。

  • ひとまねこざる
  • H.A.レイ 文・絵
  • 光吉夏弥 訳
  • 1954年 岩波書店 発行

内容

動物園に住んでいる、さるのジョージはとても知りたがり屋で、動物園の外がどんなか、知りたくてたまりませんでした。

ある日ジョージは動物園を抜け出して。。

ふと心細くなったジョージですが、ジョージをアフリカから連れてきた、黄色い帽子のおじさんに会えるかもしれないと考え、バスの天井に飛び乗って街中へ。

お腹がすいたジョージは、目の前のレストランに入ってみます。

知りたがり屋のジョージは厨房にあったお鍋のふたが開けたくてたまらなくなり。。

コックさんとの出会いを経て、ビルの窓拭きのお仕事をすることになったジョージ。

高い場所もお手のもので、一生懸命働きますが、やっぱり知りたがり屋のジョージは、ペンキ屋さんが仕事をしていた部屋が気になってしまい。。

その後、それが大きな騒動に発展してしまいます。

ところがその結果、ジョージは黄色い帽子のおじさんと再会を果たすことができたのでした。

黄色い帽子のおじさんは、ある場所へジョージを連れて行きます。

そして、ジョージは街で出会ったすべての人々に対してあることをしました。

ジョージの知りたがり屋は、みんなを困らせてしまいますが、とてもかわいくて憎めない所なのです。

感想

アニメよりも柔らかいタッチの絵で、最初は上の子もあのジョージだと気づかなかったのですが、パラパラめくっているうちに、黄色い帽子のおじさんや、猫のニョッキやコックのピスゲッティさん、ドアマンらしき人が登場し、すぐにおさるのジョージの絵本だとわかりました。

すべてひらがなで書いてありますが、文章のボリュームはけっこう多いので、小さい子には少々長く感じるかもしれません。

じっくり聞くより、どんどんページをめくりたがってしまい、おさるのジョージが大好きな下の子でも、まだ早かったように思います。

ただ、絵も細かくボリュームたっぷりに描かれているので、絵を見ているだけでも色々な発見があっておもしろく、下の子も指で指しながら、たくさんおしゃべりしてくれます。

「ジョージよ」と言うと、家にあるぬいぐるみを持ってきてくれたので、わかったのだと思います。

内容としては、とっても好奇心旺盛なジョージの行動は、人から見たらいたずらに見えてしまうので、ちょっと真面目な上の子は、「え〜!?」とハラハラしてしまったようです。

もしかしたら大人の方が微笑ましく、客観的に楽しく読める絵本かもしれませんね。

ぱっと見、行動としてはいけないことでも、その奥には本当の気持ちがあることに気づかされます。

子育てにおいても意識しておきたいことです。

おさるのジョージを見ていると、ジョージがどんなに派手な失敗をしても、黄色い帽子のおじさんは叱ることはしないんですよね。

きちんとジョージの気持ちに寄り添おうとする姿勢が、私ならできるかなといつも考えさせられます。

おさるのジョージ好きにはとってもおすすめですので、ぜひご覧になってみてください。

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