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絵本「はじめてのキャンプ」

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我が家では、自然と触れ合うことで自然の怖さと楽しさを知ってもらうことや、自分の身の回りのことを自分の力でできる能力をつけて欲しくて、家族でアウトドアを楽しんでいきたいと考えています。

子供達が小さいので、まだ季節の良い時に数回しか行ったことがないのですが、これからキャンプもどんどん行っていきたいと思っています。

上の子は虫が苦手ですが、キャンプはとっても好きな様子!

外で走り回ることが大好きで、日頃からごはんも外で食べたがり、感覚的に自然と触れ合う気持ち良さを知っています。

そんな我が子に、キャンプについてもっと身近に感じて欲しいと思い、手に取った絵本です。

まだまだソーシャルディスタンスが基本になりそうなこのご時世、新しくアウトドアを始める方も多いと思うので、初めてキャンプに行かれるお子さんにぜひ読んであげて欲しい絵本です。

作者は、先日ご紹介した「はじめてのおつかい」の林明子さん。

温かみのある内容が好きで、読む前から「絶対いい絵本に違いない!」と感じました。

  • はじめてのキャンプ
  • 林明子 作・絵
  • 1984年 福音館書店 発行
  • 対象年齢:4才から

内容

大きい子達に混ざってキャンプに行きたがる小さいなほちゃん。

大きい子達はなほちゃんをたしなめますが、なほちゃんは聞きません。

連れて行ってくれるおばさんが、あることをなほちゃんに聞くと。。

キャンプに行けることになったなほちゃんは荷物を準備します。

いよいよ当日、重たい荷物を持っていく所からキャンプが始まります。

小さいなほちゃんは大きい子に負けないように頑張ります。

動いた後のごはんのおいしさに大満足のなほちゃん。

でも夜になると、なほちゃんはだんだん怖くなり。。

なほちゃんは無事にキャンプを終えることができるのでしょうか。。

感想

初めてこの絵本を手に取った時に、厚みにびっくりして、我が子にはまだ早いかな〜と思ったのですが、中を開いて見ると、文章は少なくサクサク読むことができるので、あっという間に読み終わります。

ちょっと怖くてドキドキしてしまいそうな場面もあるのですが、ワクワク感もたっぷり感じられるこの作品。

怖いことが大嫌いな我が子も、わーわー言いながら聞いています。

でも、自分の好きなジャンルだからか、集中力も抜群!

林明子さんの子供の心情をよく捉えられた描写が、自分が小さい頃の気持ちを呼び起こしてくれて、我が子の気持ちにも寄り添うことができるような、そんな文章が私はとても好きです。

色々とできるようになって、一丁前の口を聞くようになり、ついつい大人の物差しで見てしまいそうになりますが、まだまだ幼い小さな子供。

いつでも子供の気持ちを大切にしてあげたいと感じました。

そうして一つ一つ乗り越えていくことで自己肯定感が育まれることを改めて教えてくれる一冊です。

みなさんもぜひ読んでみて下さい。

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