私の夫はアウトドアが好きで、結婚前からフェスやキャンプによく行っていました。
夫のアウトドア熱は子供が生まれてから、さらにパワーアップ!!
自分の大事なバイクを売ってテントを買った時には、私も腹をくくりました。笑
我が家のテントはDODのタケノコテント!
ネーミングがおもしろいのですが、タケノコのような形と大きさに、初めて見た時はびっくり!!
ファミリーでの使用なら、キッチン、ダイニング、寝室と、中ですべて完結。
寒い時期はもちろん、蚊の多いこれからの季節も、小さいお子さんがいるご家族こそ、このタケノコテントの良さを感じるはずです!
DODの商品は、遊び心のある斬新な発想のものが多くて面白いです!
型にはまらずに振り切る感じが人気の秘訣なのでしょうね!
新商品は、テント一つで完結できるのが売りのタケノコテントとは正反対の、プライベート空間を作るための商品ですもの。笑
一人一人のお気に入りが見つかる感じ、とっても好きです!
アウトドアの情報収集に余念がない夫は、アウトドア関連のスポーツへの関心も高く、カヌーやSUPをやってみたいとずっと言っていました。
子供が小さいので、心配になることばかり思い浮かび、夫の思いに共感する所までなかなかたどり着けない私。。
そもそも泳ぎに自信がないので、家族だけでスタートするにはなかなかハードルが高いなぁと感じていた所、夫の知り合いの方がカヌーを趣味にしていることを知り、その方に教えていただきながらスタートすることに!!
このご時世なので、思うように練習できずにウズウズしていた我が家ですが、先日その方のお誘いで、群馬県の四万湖へ日帰りで行ってきたので、ご紹介したいと思います!
四万湖について
群馬県中之条町にあります。
関越道渋川伊香保I.C.から45分。
公共交通機関を利用する場合は、JR吾妻線中之条駅から四万温泉行きのバスで20分、「四万湖」バス停で下車です。
四万湖は、周囲5キロメートルほどの人造湖で、県営中之条発電所の貯水池(中之条ダム)です。
湖水の色は、見る人の心を引き込むような不思議な色で、光の加減や時間帯によって1日のうち何度となく変化します。これは、裏磐梯の五色沼と並び称されています。
四万湖 四万温泉協会ー中之条町観光協会観光協会 より
「四万ブルー」と呼ばれるコバルトブルーの色の幻想的な湖面が最も良く見られるのは、3月から5月の雪解け水が流れ込む時期で、よく晴れた日の日中。
それ以外でも四季折々の景観とともに映る水面の美しさから、カヌーやSUPの人気スポットとなっています。
四万川ダムのある奥四万湖の方は、夏にかけて貯水量を少なくしているのか、水があまりなかったので、今回は四万湖で過ごすことにしました。
- 住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万
- 電話番号:0279-26-7727
- 駐車場:あり(台数に限りあり)
- トイレ:あり(四万湖への入口近くの「御手洗 一休さん」)
道中では。。
当日は朝6:00頃出発。
下の子は私が起きると起きてしまうことが多く、この日も5時過ぎから起きていました。。
車の中では朝ごはんを食べたり、テレビを見たり、音楽を聞いたりと、テンション高め!
ドライブ好きの上の子は、ひたすら車の観察。笑
下の子はグズグズしてしまうこともありますが、最近になってようやく少しドライブを楽しめるように。
おもちゃはたくさん持参しました。
ハンドル系はマスト。
現地近くで我が家のカヌーの師匠の知り合いの方とも合流でき、どこから入ろうかぐるぐるしていると、何やら変わった音が。。!!
四万湖から奥四万湖行く途中に、「メロディーライン」という所を通るのですが、時速40kmで通行すると、千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」が流れるのです。
最初はテレビの音かと思い、とてもびっくりしました!
道路に細かい溝が掘ってあり、そこを通行すると音が共鳴する仕組み。
なんだかワクワク、テンションがさらに上がりました!
しかし下の子は、万能な拒否の言葉、「バイバーイ。。」を連呼し、不安げな表情に。
メロディーラインの音が低くてちょっと不気味だったのか、場所見知りと人見知りとで、ちょっと涙。。
朝も早かったので、そのまま寝てしまいました。。
準備
四万湖の駐車場に車を停めて、カヌーの準備!
グッドタイミングで下の子が寝てくれたのでラッキーでした。
我が家のカヌーは組み立て式。
まだ慣れていないので、四苦八苦しながら1時間以上かけてようやく完成!!
カヌーを降ろす場所は、駐車場から少し離れているので、数回に分けて荷物を運びます。
そうしているうちに下の子も起きたので、身支度を。
カヌーはもちろんのこと、川遊びにライフジャケットは必須!!
足元もここでもキーンのサンダルが大活躍!!
かかとのある、脱げにくいウォーターシューズも必須です!!
(キーンのサンダルについての記事はこちら )
服装や持ち物(カヌー以外)
- 帽子
- 濡れてもいい服装
- ウォーターシューズ
- ライフジャケット
- タオル
- 着替え
- 帰り用の靴
- 飲み物
- 日焼け止め
- 虫除けグッズ
- 小さめのカバン(お財布や鍵をいれるのにあると便利)
- 昼食(各自必要なもの)
- おやつ etc.
出発!!
この日の四万湖はグリーン!
この時期、前日に雨が降ったのと、太陽が出ているのでこの色なのでしょうか?
ところが川を登っていくと、色がまた変わり、ブルーに近い色になったり、浅い所は透明になったりと、確かにたびたび変化があり、とても不思議でした!
カヌーに初めて乗った時、自然を肌で感じる感覚を味わい、とても感激し、本当に世界が変わるようで、「心が癒されるってこういうことなんだな」と感じました。
今回も大きく深呼吸をすると、自然のパワーをいただけるようなそんな感覚に!
ただ、慣れないパドルと、下の子を足の間に挟んでいたので、息もだんだん上がってきます。笑
下の子は泣きもせず、ただひたすらに固まっていました。笑
上の子は一人で乗ってみたいと言うほど初めての時も楽しんでいたのですが、下の子は大号泣!!!
少しは慣れてきてくれたかなと思います。
上の子と違ってだいぶ動きは少ないので、私もチャレンジできたのだと思います。
上の子が下の子の年齢だったらきっと、カヌーから身を乗り出して水に触ったり立ち上がったり、落ちてしまわないように必死に止めることになり、私はパドルを漕ぐどころではなかったと思います。。笑
我が家のカヌーの師匠ですが、細かいことは言わず、「楽しむこと」をとにかく一番大切にしていて、子供との向き合い方について、参考になることがたくさんあります。
子供の意欲を高め、自立を促すには、ルールに従ってきっちりやらせることが一番ではないなと改めて思いました。
アウトドアから学ぶこと、まだまだありそうです!
水遊び
岸のある浅瀬に着くと、いったん休憩を兼ねてカヌーから降りました。
ずいぶん遠くまで乗ったのは私も初めて!
まだまだ上手に漕ぐことができないのですが、達成感は一丁前です。笑
上の子は大はしゃぎでジャブジャブ遊びます。
下の子も楽しそうな上の子を見て、だんだんテンションアップ!!
自分から水に入っていて、最後は自分の腰くらいの所まで入って行けるように。
ただ、川は流れがあり、底が平らではないので足を取られやすく、急に深くなったりするのでとても怖いです。
私も幼い頃川遊びに行った時には、父に川の怖さを口酸っぱく言われました。
毎年悲しい水の事故が起きているのも事実。
実際に触れ合って伝えることで、自然の脅威について身をもって理解してもらえたらと思っています。
下の子用のサンダルは、底が硬いキーンではなく、コンバースのものにしました!
両サイドにマジックテープがあるので、足の形に合わせてしっかり留めることができるのでいい感じです!
ウェットスーツのような素材なのでムレが気になりますが、穴が空いているので、通気性も考えられていて、水遊びを頻繁にする子にはおすすめです!
ランチ
タープを張ることができるような場所は近くになく、車の横でイスとテーブルだけ出して、コンパクトにいただくことに。
買ってきたものを食べる我が家と、ささっとチャーハンを作る師匠。笑
力を入れすぎず気楽に外ご飯を楽しむ姿勢もとっても勉強になります!
いつでもその時その時で柔軟な選択ができることが、楽しむ秘訣ですよね。
どうしてもガチガチに型に当てはめて考えてしまいがちな私の思考も、アウトドアを通して少し柔らかくなっていくといいのですが。。
こんな時は、屋外でも使用できるコンパクトなシングルコンロが活躍しそうです!
次回は簡単に作って食べるランチを目標にしたいと思います!
午後は。。
上の子はまだまだ遊び足りず、午後は魚釣りをしていました。
カヌーで目的の場所に出掛けて、何かを楽しむというのもいいですよね。
師匠は魚釣りもベテラン!
色々教わってきたようで、あとで色々お話してくれました。
刺激たっぷりに遊んだ下の子は、午後はゆっくりすることに。
周辺をお散歩したり、シャボン玉をしたり、のんびり過ごしているうちに、またお昼寝してしまいました。笑
朝寝をしたのに2時間も!
非日常の刺激ってすごいですね!
今日のことは大きくなって覚えていないかもしれませんが、大きな経験となって何かにつながったらいいなと思います。
まとめ
我が家にとって本当に久しぶりの自然との触れ合い。
最初は怖がっていた下の子も水遊びを楽しみ、上の子も一日中遊んで帰りのカヌーで寝てしまい。。笑
起きたら帰る時間で、大号泣!!
泊まると言い張って、もう大変でした。。
久しぶりの遠出で私達も張り切りすぎたので、もう少しペース配分をコントロールしてあげたらよかったと反省です。。
でもそれだけ楽しんでくれたということ!!
今は師匠頼みなので、少しずつ慣れて、我が家だけでももっと身軽に動けるようになりたいです。
一方下の子は朝寝もして、午前中思い切り遊び、お昼を食べたら午後にもがっつりお昼寝と、ご機嫌で過ごすことができたのが何より。
人見知り、場所見知りのある子なので、少しずつ慣れていってもらえたらと思っています。
あとは、車に乗ることが大好きな上の子と比べると、車移動が苦痛になってしまうことも多い下の子。。
ポータブルDVDがあると便利だろうな〜と思いながら、なかなか購入できずにいるのですが、やっぱりちょっと検討したいと思います。
次回の予定もすでに入っていて、とても楽しみな我が家。
新しい趣味のカヌーをこれからも楽しんでいきたいと思います!
夏の暑い季節は、早朝もいいですね。
我が家が到着した時にちょうど帰られるご夫婦と思われる方がいらして、ステキな生活だなと思いました!
我が家には師匠という助っ人がいるのが第一ですが、実際に始めてみると思っていたよりもハードルは高くなく、カヌーに対して自分で難しく考えていたことに気付かされました。
四万湖では体験ツアーも行っていましたし、前回ご紹介したメッツァビレッジでも体験ができますので、そちらからまず体験されるのも良いかと思います。
カヌーのある暮らし、一緒に初めてみませんか??